Brand Story

Jose Francisco Borges
(ジョゼ・フランシスコ・ボルジェス)
愛称 J. Borges(ジョタ・ボルジェス)版画家、詩人
1935年ブラジル、ペルナンブーコ州生まれ。同州の無形文化遺産に指定されている。
ブラジル北東部の庶民の間で愛好されてきた詩的形式の文学小冊子「コルデル」に幼少の頃より親しみ、
20歳の時に初の自作コルデルを発刊した。
2作目に自身の木版画で表紙を飾り大人気を博したことにより、木版画の制作依頼が増え、
30代半ばごろから様々な賞を受賞し、版画家として、
国内のみならず世界的にも認められる芸術家となった。
ブラジル各地や自身のアトリエで版画を教え、指導者としての側面も評価され、
2000年にはユネスコより文化教育活動の部門で受賞。
2002年には国連のカレンダーに採用された。彼の版画は北東部の風俗や動植物を題材とし、
素朴で馴染みやすい。
84歳になった現在でも後継者を育てながら日々アトリエ で制作活動をしている。

Pablo Borges
(パブロ・ボルジェス)
1994年生まれ。J. Borges の18人の子供のうち17人目のPablo Borgesは7才で版画製作を始め、
現在後継者として高齢の父をサポートしつつ、ミュージアム兼工房「Memorial J. Borges (メモリアル・ジョタ・ボルジェス)のディレクターを務める。
父の様になりたいと子供の頃からの想いがあり、後継者として誇りに思うと語る。
●Joaquim Bacaro Borges
(ジョアキン・バカロ・ボルジェス)
2000年生まれ。J. Borgesの末っ子。父J. Borgesの後継者のひとりとして、
兄のPabloと共に、僅か18才にしてブラジル各地を周り、講演や版画指導にあたる日々を送る。
「木版画は自分が家族からもらった身体の一部、木版画に人生を捧げたい。」 と語る。