ブラジル北東部を代表する民藝 木版画
「ボルジェス木版画」
2023年 日本限定 コーヒーシリーズ 新発売

2016年に、ボルジェス木版画のブラジル、ペルナンブーコ州のアトリエを訪れたところ、
当時80歳のジョタ・ボルジェスが若手を育てながら、精力的に木版画制作を続けているのを目の当たりにし、
ブラジル北東部を代表するボルジェス木版画の、エネルギー溢れる作品を日本でも紹介したいという想いを伝え、
お取り扱いをスタートさせていただきました。
2018年になると、ジョタ・ボルジェス80周年の展示会がブラジル各地で開催されるようになり、ブラジル国内でボルジェス木版画の人気が以前にも増して上昇していきます。
2019年11月には、是非日本でもジョタ・ボルジェス80周年を記念したいという思いで、コロリーダスでは、息子であり後継者のパブロ・ボルジェスの招聘をし、展示会開催を駐日ブラジル大使館に働きかけ、駐日ブラジル大使館主催で、ボルジェス親子の作品100展以上の展示会を開催する運びとなりました。ボルジェス木版画のルーツでもある、紐文学と言われる、ブラジル北東部の小冊子、「コルデル」と、日本の能との舞台も展開されました。
当時、駐日ブラジル大使館の近くにあったコロリーダスは、鎌倉店新規オープンに向けて内装工事中でもあり、
パブロ・ボルジェスと一緒に鎌倉観光も楽しみました。

2019年から毎年、鎌倉のカフェ、カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュさんでボルジェス木版画の展示をさせていただいていますが、当初からコーヒーを描いた木版画が1点しかなかったので、もっとコーヒーについての木版画があったら。と、堀内マスターと話していました。その後、パンデミックが始まり進められないでいましたが、2023年の今年2月にボルジェス木版画のブラジル、ペルナンブーコ州のアトリエに再び趣き、日本限定で、ジョタ・ボルジェスとパブロ・ボルジェスの親子合わせて19点のコーヒーにまつわる木版画を掘ってもらいました。コーヒーの栽培からカフェでコーヒーをいただくところまでが描かれています。
コーヒー栽培の現場を描くにあたって、株式会社セラード珈琲さんからアドバイスを頂き、リアルな絵柄とタイトルで仕上がりました。
その木版画が刷りあがり、10月11日に駐日ブラジル大使館にて、「ブラジル コーヒーと木版画」のイベントを開催させていただきました。
鎌倉でも10月20日よりカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュさんで展示販売がスタートいたしました。
ボルジェス木版画で、ブラジルの大地に想いを馳せながら、コーヒータイムを愉しんでいただけましたら幸いです。

ボルジェス木版画 コーヒーシリーズ 2023年10月20日 販売スタート!
展示販売
2023年10月20日-年始まで 鎌倉小町 カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ
お店の詳細はこちらからご確認ください
https://www.instagram.com/cvdimanche/

*展示販売協力店募集中! contact お問い合わせフォーム からご連絡ください。

Web通販
珈琲生豆小分販売専門サイト 「マドゥーラ」 https://madura.co.jp/

尚、コロリーダス鎌倉店 及び WEB Shop https://shop.coloridas.jp/ でも同時開催しておりますのでどうぞ宜しくお願いいたします。



作品をこちらからご覧いただけます



Brand Story
Jose Francisco Borges
(ジョゼ・フランシスコ・ボルジェス)
愛称 J. Borges(ジョタ・ボルジェス)版画家、詩人
1935年ブラジル、ペルナンブーコ州生まれ。同州の無形文化遺産に指定されている。
ブラジル北東部の庶民の間で愛好されてきた詩的形式の文学小冊子「コルデル」に幼少の頃より親しみ、
20歳の時に初の自作コルデルを発刊した。
2作目に自身の木版画で表紙を飾り大人気を博したことにより、木版画の制作依頼が増え、
30代半ばごろから様々な賞を受賞し、版画家として、
国内のみならず世界的にも認められる芸術家となった。
ブラジル各地や自身のアトリエで版画を教え、指導者としての側面も評価され、
2000年にはユネスコより文化教育活動の部門で受賞。
2002年には国連のカレンダーに採用された。彼の版画は北東部の風俗や動植物を題材とし、
素朴で馴染みやすい。
84歳になった現在でも後継者を育てながら日々アトリエ で制作活動をしている。

Pablo Borges
(パブロ・ボルジェス)
1994年生まれ。J. Borges の18人の子供のうち17人目のPablo Borgesは7才で版画製作を始め、
現在後継者として高齢の父をサポートしつつ、ミュージアム兼工房「Memorial J. Borges (メモリアル・ジョタ・ボルジェス)のディレクターを務める。
父の様になりたいと子供の頃からの想いがあり、後継者として誇りに思うと語る。

●Joaquim Bacaro Borges
(ジョアキン・バカロ・ボルジェス)
2000年生まれ。J. Borgesの末っ子。父J. Borgesの後継者のひとりとして、
兄のPabloと共に、僅か18才にしてブラジル各地を周り、講演や版画指導にあたる日々を送る。
「木版画は自分が家族からもらった身体の一部、木版画に人生を捧げたい。」 と語る。