2016年に、ボルジェス木版画のブラジル、ペルナンブーコ州のアトリエを訪れたところ、
当時80歳のジョタ・ボルジェスが若手を育てながら、精力的に木版画制作を続けているのを目の当たりにし、
ブラジル北東部を代表するボルジェス木版画の、エネルギー溢れる作品を日本でも紹介したいという想いを伝え、
お取り扱いをスタートさせていただきました。
2018年になると、ジョタ・ボルジェス80周年の展示会がブラジル各地で開催されるようになり、ブラジル国内でボルジェス木版画の人気が以前にも増して上昇していきます。
2019年11月には、是非日本でもジョタ・ボルジェス80周年を記念したいという思いで、コロリーダスでは、息子であり後継者のパブロ・ボルジェスの招聘をし、展示会開催を駐日ブラジル大使館に働きかけ、駐日ブラジル大使館主催で、ボルジェス親子の作品100展以上の展示会を開催する運びとなりました。ボルジェス木版画のルーツでもある、紐文学と言われる、ブラジル北東部の小冊子、「コルデル」と、日本の能との舞台も展開されました。
当時、駐日ブラジル大使館の近くにあったコロリーダスは、鎌倉店新規オープンに向けて内装工事中でもあり、
パブロ・ボルジェスと一緒に鎌倉観光も楽しみました。
2019年から毎年、鎌倉のカフェ、カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュさんでボルジェス木版画の展示をさせていただいていますが、当初からコーヒーを描いた木版画が1点しかなかったので、もっとコーヒーについての木版画があったら。と、堀内マスターと話していました。その後、パンデミックが始まり進められないでいましたが、2023年の今年2月にボルジェス木版画のブラジル、ペルナンブーコ州のアトリエに再び趣き、日本限定で、ジョタ・ボルジェスとパブロ・ボルジェスの親子合わせて19点のコーヒーにまつわる木版画を掘ってもらいました。コーヒーの栽培からカフェでコーヒーをいただくところまでが描かれています。
コーヒー栽培の現場を描くにあたって、株式会社セラード珈琲さんからアドバイスを頂き、リアルな絵柄とタイトルで仕上がりました。
その木版画が刷りあがり、10月11日に駐日ブラジル大使館にて、「ブラジル コーヒーと木版画」のイベントを開催させていただきました。
鎌倉でも10月20日よりカフェ・ヴィヴモン・ディモンシュさんで展示販売がスタートいたしました。
ボルジェス木版画で、ブラジルの大地に想いを馳せながら、コーヒータイムを愉しんでいただけましたら幸いです。
ボルジェス木版画 コーヒーシリーズ 2023年10月20日 販売スタート!
展示販売
2023年10月20日-年始まで 鎌倉小町 カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ
お店の詳細はこちらからご確認ください
https://www.instagram.com/cvdimanche/
*展示販売協力店募集中! contact お問い合わせフォーム からご連絡ください。
Web通販
珈琲生豆小分販売専門サイト 「マドゥーラ」 https://madura.co.jp/
尚、コロリーダス鎌倉店 及び WEB Shop https://shop.coloridas.jp/ でも同時開催しておりますのでどうぞ宜しくお願いいたします。
作品をこちらからご覧いただけます